人材紹介

今の時代はネットでの転職情報が充実しています

[40代/男性/金融/営業職]の転職体験談
・利用した転職エージェント:DODA、リクルートエージェントなど

 

私が初めて転職という経験をしたのは大学を卒業して新卒として社会人生活を送りだしてから10年ほどたった頃です。田舎出身の私にとって就職したら定年まで働くことが普通であると思っていましたが、世の中はそんな風に甘いものではありませんでした。

 

私の仕事は金融業界で営業職でした。当時はバブル崩壊やら日本版金融ビッグバンで金融業界には大きな転換点となっておりました。日本版金融ビッグバンというのは、1996年から2001年度にかけて行われた大規模な金融制度改革のことを言います。

 

それまではよくいわれる護送船団方式というしくみから、いろいろな規制緩和が打ち出されて金融界では銀行や証券、保険業の垣根が低くなり大きな変遷が行われ始めました。

 

特に大手の銀行から中小零細の金融機関の統廃合や合併の動きがさかんに行われ自分の意思ではなく希望退職を迫られた先輩や同僚がつぎつぎに転職を強いられた頃です。

 

私の会社も日本の金融政策として重要な役割を果たす会社でした。日本銀行は景気が悪くなるとお金を市場にたくさん供給してお金の流れを良くしようとする金融政策をとります。逆に景気が良くなってそれに過熱感が出てくると市場からお金を吸収してお金の流れを抑える政策をとります。その時に日本銀行と市場との間に必ず私が勤めていた会社が存在していました。

 

ところが前述の日本版金融ビッグバンによって規制緩和が広がった結果、私の勤めていた会社の重要性が希薄なものとなり数少ない同業社との合併が余儀なくされる結果となりました。

 

年齢的にも社会人としても仕事に対してとても充実していた時代でしたので、合併した後も会社に残るか否かは会社都合によっても複雑な事情が絡んでくるなかかなり悩みました。

 

転職という選択をした場合に、今以上の仕事に巡り合うことが出来るのか?転職活動というのはどんな風にすればよいのだろうか?どれくらいの期間で仕事が見つけられるのだろうか?それまでの生活費は大丈夫であるか?万が一病気になって入院するようなことになったら大変だ、などと不安もありました。

 

しかし、当初はそれほどネガティブな自分ではなくて転職活動も半年くらいをめどにしておけば大丈夫という気持ちでした。結局、私は希望退職制度を使って、転職という初めての経験をすることになりました。

 

転職支援機関も紹介してもらい第二の就職を目指し活動を始めましたが、なかなか思うような希望の会社に出合うことが出来ずどんどん失業期間が延びてしまいました。すると毎日を近所の家の目を気にしながら家を出る感じになっていくのです。

 

私が利用した転職支援会社は大手の証券会社の出身の人がほとんどでした。無事に定年退職をして、新しく設立される就職支援会社で退職後の職をこなすという印象を受けました。

 

紋切型の話の内容や業務姿勢で役所仕事をしているような感じで、自分のために真剣に対応してくれているという印象はありませんでした。

 

なにせ初めての経験なので、なかなか自分の思うような行動が起こせるかどうかは難しいかもしれません。

 

転職するにあたっては経済的な要因が一番気になりましたが、これから転職しようとしている人には十分に会社を辞めた次の日からのシュミレーションをたてておくべきだと思います。

 

実際に私が次の会社が決まったのがほぼ1年後でした。自分が思っていた転職活動と、実際の活動では違った部分が多々出てくると思います。

 

私の場合、転職は相当なエネルギーを費やしましたが、これから転職をする人にはたくさんのシュミレーションを立ててからネット情報を有効活用するようにしていけば良いと思います。転職情報については今の時代はネット情報が充実していますし有効な活動手段として使うべきだと思います。